コロナ禍が明け、円安が進む中で海外に出掛けるとなると、気になるのが為替レートやコロナ後の変化。このほど、関西を拠点に活躍するスイーツコーディネーター・松本由紀子さんがラジオ番組に出演。フランスの最新カフェ事情をレポートするとともに、オススメのパリ土産を紹介した。
■円安でスタバも高値に
松本さんがフランスを訪れたのは、今年5月末からの約2週間。円安が進むなか、松本さんが滞在した期間は1ユーロ約157円で、約121円だった前回訪問時(2019年10月)との大きな差を感じたという。身近なところでは、スターバックスのアメリカンコーヒーが1杯4ユーロで約630円の計算に。
■ブランド×有名シェフ
ルイ・ヴィトンとマキシマム・フレデリック氏がコラボしたカフェ『Maxime Frédéric at Louis Vuitton』(マキシマム・フレデリック アット ルイ・ヴィトン)は、昨年2022年の12月にオープン。洗練されつつも解放感ある店内では、ケーキが20ユーロ=日本円で3000円超、お茶も頼むと合わせて4000円ほどに。
■コロナ禍で生まれた ラグジュアリーホテル併設カフェ
コロナ前後の変化もあった。松本さんによると、ロックダウン中でも営業が可能だったパン店にも「閉じてしまったお店も多い」とのこと。一方で、リッツ・パリなどラグジュアリーホテルに併設のパティスリーが複数生まれていた。
松本さん曰く、ラグジュアリーホテルは、フランスでは日本以上にハードルが高く入りにくいが、併設のカフェは比較的カジュアルな雰囲気で訪れやすいのだとか。
テイクアウトやサロンでの喫茶を楽しむことができる。ただ、やはりお茶と合わせて3000円くらいはかかるそうだ。
■フランス・パリ土産にオススメのスイーツは?
今回の訪問では晴天続き。最高気温は29度で、照り付ける日差しがジリジリ痛いと感じる暑さだったという。じつは、そのカラッと乾いた空気が、フランスのスイーツの在り方やお土産選びにも関係している。