■兵庫県警、神戸・三宮、姫路・魚町など4か所でパトロール
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため大型連休中も外出自粛が求められ、兵庫県警が繁華街を中心にパトロールを行い、市民へ声かけを行っている。
神戸・三宮の繁華街「東門街」では生田警察署の警察官らが通行する人に外出を控えるよう呼びかけている。
政府の緊急事態宣言を受け、繁華街や観光地で人出が大きく減る一方、スーパーマーケットや商店街では逆に人が増えており、集団感染につながる「密閉、密集、密接」の『3密』が発生。ただ緊急事態宣言に伴う要請には強制力がなく、外出自体は職務質問の対象にならない。
こうした場合、制服警察官が外出理由を尋ねることなどができないため、兵庫県警ではあくまでも「声かけ」として見回りを続ける。
〇東門街を訪れた30代夫婦
「夕方の東門街でこの静けさはビックリです。これまでに何度か夜に来ていたので。飲食店の店員さんが声かけをしようにもお客さんがいない……。本当に気の毒です。関西でも新型コロナウイルスの感染者が日に日に増えていますし、緊急事態宣言は5月いっぱい延長されたとしても仕方ないと思います」