兵庫県の農産物を使ったさまざまなスイーツがそろう「コレも兵庫~HYOGO SWEETS FAIR~」が、9月30日まで開催中です。地元産の食材を使ったスイーツを通して兵庫県の魅力に触れられるイベントで、昨年初めて開催され、今年は神戸・阪神間の洋菓子店20店舗が参加しています。
フェアでは、兵庫県産のいちじく、丹波黒大豆、朝倉山椒、牛乳、米粉、卵をなどを使ったスイーツがラインナップ。
たとえば、いちじくを使ったタルト。兵庫県は、全国生産量の約8割を占めるいちじくの品種「桝井(ますい)ドーフィン」が初めて栽培された地であり、全国4位の生産量です。温暖な気候や水はけの良い土壌が栽培に適していて、芳醇な香りとみずみずしい甘みが特長とのこと。
そして、スイーツ作りに欠かせない牛乳は、兵庫県が近畿一の生産量です。農家の牛から搾られた生乳が、短い時間で牛乳・乳製品へと加工される立地なので、新鮮で安全性が高いのも特長。
さらに、丹波黒大豆は世界有数の大粒サイズ。一般の大豆が100粒あたり約30グラムなのに比べ、丹波黒大豆は約80グラムあります。煮ても皮が破れにくくよく膨らみ、漆黒の色つやの美しさも持ち味です。濃厚な豆の味と香り、もちもちした食感のため、近年では洋菓子などさまざまな用途に広がっているそう。
ほかにも、県産の鶏卵を使用したシュー生地のロールケーキや、柑橘系の香りが特徴の朝倉山椒入りチョコレート、丹波産の米粉を使用した米粉クッキーなど、兵庫の食材をスイーツを通して体感できます。