岡山・津山9歳女児殺害事件、男の無期懲役確定 兵庫・姫路の殺人未遂事件で服役中に関与ほのめかす | ラジトピ ラジオ関西トピックス

岡山・津山9歳女児殺害事件、男の無期懲役確定 兵庫・姫路の殺人未遂事件で服役中に関与ほのめかす

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 岡山県津山市で2004(平成16)年9月、小学3年の女児(当時9歳)を殺害したとして殺人、強制わいせつ致死などの罪などに問われた無職の男(44)について、最高裁第1小法廷は、無罪を主張していた男の上告を棄却した。9月7日付。無期懲役とした1、2審判決が確定する。

最高裁判所

 男は、兵庫県姫路市の路上で2015年5月、女子中学生に刃物で切り付けるなどした殺人未遂事件で実刑判決(懲役10年・神戸地裁姫路支部)を受け、その服役中に、津山市で起きた事件への関与をほのめかしたことから岡山県警が逮捕した。

 客観的証拠が乏しかったため、男が捜査段階で殺害を認めた際の自白調書の信用性が争われた。2022年1月の1審・岡山地裁判決は、男が捜査段階で「(被害者の体をナイフで)左手で1回、右手で3回刺した」と供述した内容と被害者の遺体の状況が合致しており、その他の関係証拠も踏まえ信用性が高いとして男が加害者であることを認め、求刑通り無期懲役を言い渡した。2審・広島高裁岡山支部の判決もこれを支持した。

 1、2審判決によると、男は2004年9月3日、女児宅に侵入し、わいせつ行為をしようと女児の首を両手で絞めたが抵抗され、わいせつ行為をしようと首を絞めたが抵抗され、ナイフで女児の胸や腹を4回刺して殺害した。

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