空気が乾燥するこの季節、喉の違和感や風邪の症状が出たときに試してほしいのがはちみつ。健康食品として古くから知られるはちみつにはビタミンやミネラル、アミノ酸などがバランスよく含まれ抗菌作用や保湿作用も期待される。冬場には身体を温めてくれるショウガやビタミンCの豊富なレモンと合わせて、ホットドリンクを楽しむという人も多いのではないだろうか。
神戸市須磨区の産直市場「ナナ・ファーム須磨」では地元で人気の『神戸養蜂場』のコーナーがあり、様々なはちみつが並んでいる。
その中でもこの秋ごろに登場したのが90グラム入りの「エコパック」。ティースプーンおよそ18杯分という小ぶりな使い切りサイズは、食べくらべをしたい場合にもおすすめだ。
現在のラインナップは4種類。
【とち】アカシアなどと並んでポピュラーな品種。まろやかな甘みの中にふわっと花が香る。
【はぜ】春から初夏の限られた期間に採取するため希少価値が高い。
【そよご】はクセがなくさっぱりとした甘みとコクが特徴。
【百花蜜】様々な植物から採られた天然のみつをミックスしたもの。
喉のケアのためにスプーンひとさじをそのまま舐めたり砂糖の代わりに紅茶やヨーグルトに入れたりと使い方は様々だが、同市場の担当スタッフが教えてくれたのは“和食のアクセントづけ”。正月料理のごまめやブリの照り焼きに使うと、見た目の照りが良くなるだけでなく香りとコクも加わる。
神戸養蜂場では本来の栄養素と風味を損なわないよう、製品にする際に高温処理をほどこしていないはちみつを多く取り扱っている。そのため冬場には白く結晶化することもあるが、40~60度ぐらいで湯煎するとおいしさを保ったまま溶かせるとのこと。
※ラジオ関西『Clip月曜日』12月11日放送回より
■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨公式サイトを参照。