明日3日の節分を控え、各地で準備が進んでいます。全国区の人気を誇る兵庫県多可町の「マイスター工房八千代」では巻きずし作りがピークを迎え、近隣住民らを臨時スタッフに加えた100人体制で、約1万5000本の製造・巻き上げ作業に臨んでいます。

同店の名物「天船(あまふね)巻きずし」は、分厚い玉子焼きや大ぶりのキュウリなどが詰まった具だくさんで、普段でも一日平均2000本を売り上げます。全国にファンを持ち、昨年1月には「まねき食品」(兵庫県姫路市)と合同で、東京・銀座に公民連携型のアンテナショップ「まねきマイスター工房八千代 銀座」をオープンしました。

今年は、予約分が1万3000本分(受付は終了)。うち一部は東京の百貨店に出荷されます。また、同工房での当日販売分として約2000~2500本を見込んでいます。
使う米は1140キロ。具材用に、卵2万2500個、きゅうり7500本のほか、高野豆腐1万個、かんぴょう約330キロ、しいたけ690キロを調達したといいます。


明日3日は、予約販売分の手渡しが午前7時頃から、当日販売は準備が整い次第始められる予定で、銀座店でも限定販売が行われます(1人5本まで)。
なお、同工房では4日(日)も巻きずしを用意するとのこと。同工房施設長の藤原たか子さんは1日放送のラジオ関西の番組で「皆さんに食べて喜んでもらうのが私の夢です。4日も頑張って巻きますので!」と明るい声で伝えました。


