神戸のJR元町駅から山手へ徒歩5分の裏通りに、誕生したその日から満席が続き、ランチタイムには毎日のように行列ができているとして地元の注目を浴びているレストランがあります。昨年12月にオープンした「洋食GURa」(神戸市中央区、以下 グラ)です。
神戸の老舗洋食店での修業を経てこの店を開いた店主の小倉さんに、人気メニューへのこだわりなどを取材しました。
グラは、カウンター席8席にテーブル席が数席だけのこじんまりとした洋食店。一人でも入りやすい雰囲気です。ハンバーグやミックスフライ、ビーフカツなど、定番の洋食メニューが味わえます。
なかでも人気が高いのは、シンプルな「オムライス」(税込900円)です。中身が透けるほどの薄さに焼き上げた玉子で包まれたチキンライスは、ケチャップベースのオリジナルソースで味付け。最後にデミグラスソースを掛けた本格的な仕上がりは、SNSでも「王道にして究極!」「結局こういうのが一番食べたい」と話題になっています。
神戸を中心に活動するインスタグラマー・ウラリエさんも、「この極薄巻きの卵が美しい! バターが香るチキンライスにコクのあるデミグラスソースで、めっちゃ好みです!」とそのおいしさを、自身の担当するラジオ番組で語りました。
店主でシェフの小倉さんは、じつは神戸で70年以上の歴史を誇る老舗洋食店「グリル一平」(本店:神戸市兵庫区)で10年以上修業を重ねた経歴の持ち主。満を持しての独立ということもありオープン初日から客が詰め掛けました。そして、来店客の高まる期待に応え、王道の洋食をリーズナブルな価格で提供しています。
王道にして究極の本格洋食が味わえる「洋食GURa」。今後もその人気はますます高まっていく気配を感じさせます。ちなみに小倉さんによると、スムーズに入店できるタイミングは開店時刻の11時直後だそうです。
※ラジオ関西『Clip火曜日』より