兵庫県三木市に本社・工場を置く株式会社MOGUはこのほど、全身用まくら「雲にのる夢枕」の累計売り上げが1万個を突破したと発表した。同社が運営するブランド「MOGU」の製品で、独自技術のパウダービーズを使用している。
MOGUは2001年に誕生。前身が発泡スチロールメーカーのため、同ブランドの製品は、独自技術による細かい粒子のパウダービーズが使用されているのが特徴だ。“ふわとろ触感”の生地や、安全性、デザイン性も重視しているという。
同商品は、どのような寝姿勢でも全身にフィットし体圧を分散するため、睡眠時にかかる腰や首・肩への負担を軽減しながら睡眠の質を高めるとのこと。
同社は、「マットレスや布団のうえに置いて全身を預けるだけで、まるで雲にのっているかのようなこれまでにない寝心地を実現する」としている。
同社によると、「大きな災害があった後には(不眠症が)一過性に増加することが報告」されているという。厚生労働省の「e-ヘルスネット」によると、日本の一般成人の30~40%が何らかの不眠症状を自覚していて、特に女性に多いとのこと。また、慢性不眠症は成人の約10%に見られる。原因は、ストレスや精神疾患、神経疾患、アルコール、薬剤の副作用などとなっている。さらに60歳以上では、約半数以上の者に不眠症状が認められるという。
価格は税込1万9800円(カバー付き)。担当者は、同商品について「何らかの原因で不眠症に悩む方々の負担軽減の一助になれば」とコメントしている。
※「雲にのる夢枕」累計販売の集計期間は2020年11月1日から2024年2月29日、個数は1万544個。