岡山県北部、古くから美作国(みまさかのくに)と呼ばれるエリアは、津山市・真庭市・美作市・新庄村・鏡野町・勝央町・奈義町・西粟倉村・久米南町及び美咲町の10市町村で構成されている。岡山県美作県民局の地域づくり推進課・門脇凜さんに地域の魅力を聞いた。
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「美作国は豊かな自然に恵まれた地域で、ハイキング等のアクティビティの他、フルーツ狩りなども楽しむことができます。また、干し肉やそずり肉(牛骨の周りについた肉をこそいだもの)、真庭市蒜山で育てられたジャージー牛から絞った牛乳を使用したスイーツなどが“ご当地グルメ”として有名。高たんぱく・低カロリーで注目されているジビエ料理や新鮮なぶどう・いちごも自慢の特産品です」(門脇さん)
また、エリア内には「美作三湯」と呼ばれる3つの温泉地が。美肌効果も期待できる泉質のものもあり、グルメや自然のほか“美活”まで網羅できるのも美作国の魅力だ。
4月21日に開催される神戸まつりでも、美作国を紹介するブースを展開。ジビエの代表格・鹿肉を使った串焼きの販売などがあるようで、商品を購入した人を対象に、美作国内の商品が当たる抽選会も開催予定。また、ことし秋には、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が美作国にて開催。着々と準備が進められているという。