5月からネーションズリーグ2024に臨んでいるバレーボール男子日本代表。5月21日から26日までブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた第1週では3勝1敗とし、ポイント8で16か国中6位につけています。6月4日から福岡で第2週の戦いがスタートするのを前に、女子バレーボール元日本代表の竹下佳江氏が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、見どころなどを語りました。
すでにパリ五輪への切符をつかんでいるバレーボール男子日本代表。石川祐希・高橋藍といった主軸が不在のなかで戦った第1週は、22日のアルゼンチン戦を3-1と勝利すると、24日のセルビア戦は3-0、25日のキューバ戦は3-2と3連勝。26日のイタリア戦は1-3と初黒星を喫しています。
竹下氏はラジオ関西の番組『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』内で、男子日本代表のここまでの様子や今後の注目ポイントなどについて、次のように述べています。
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――フルセットまでもつれたキューバ戦について。
【竹下氏】 キューバ戦、しびれましたね。先に14点取られたところからの巻き返し。かっこいいですね! 甲斐優斗選手ら、若い選手も出てきてるよね。でもやっぱりキャリアのあるミドル戦(がよかった)。それに関田誠大選手のトスワーク! あの状況でのワンハンド、上げちゃったよね、普通できないですよ(笑)。いやぁ、男子かっこよすぎますね!
――ここからの男子の見どころは?
【竹下氏】 男子も女子と同じで、まだパリ五輪の出場権を取っていない国が、猛烈に追い上げてきますよね。だから男子は今の強さから、さらに貪欲に強くなっていくと同時に、下からの追い上げにも負けられないんですよね。なので、これから男子がさらにどう強くなっていくのかも見どころですし、ここに第2週目からは石川祐希選手と髙橋藍選手が合流するんですよね。この強さに、さらにこの2人が来ちゃうんだぁ……と。「うわぁ(すごいな)」と本音が漏れますよね(笑)。どんなマッチングをしていくのか、見物です。
――最後に一言お願いします。
【竹下氏】 すでに(五輪)出場権があるのは大きいアドバンテージだと、私は身をもって知っているので、この調子で男子はバレーボールを盛り上げて欲しいですね。あと、女子も第2週目は福岡県北九州市で試合なんですよ(6月11日~16日、日本の初戦は12日)。私の地元なんです! 会場に来て、ぜひ私と一緒に生で見て、応援してください!
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ネーションズリーグ2024男子、第2週目は6月4日~6月10日。日本はイラン、ドイツ、ポーランド、スロベニアとの4試合が予定されています。いよいよフルメンバーがそろうなか、どんな展開になるのか、楽しみは尽きません!