「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催され、様々なアートで盛り上がりを見せている岡山県北エリア。美作市でも関連した取り組みやイベントが行われている。
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市内では様々なアート作品を展示。湯の華ガーデンには作家で画家の大宮エリー作『フラワーアートオブジェ』、鷺湯公園には巨大すぎる『梅干しオブジェ』が展示されている。
他に、鉄筋製のジャズ奏者たちやアート田んぼ(もみ殻アート)なども。配布中のリーフレット「MIMASAKA ART GUIDE」をアート散策のお供にするとよさそうだ。
市内飲食店では、「森のきのこカレー」「ホルモンうどん丼」「フラワークリームソーダ」など、芸術祭にちなんだ特別メニューや特別サービスがラインナップ。また、11月17日(日)には「ゆのごうマルシェ」も開催。芸術祭鑑賞パスポートの提示で、市のオリジナルエコバッグが進呈されるという。
中でも今回フォーカスしたのは、芸術祭の盛り上げに力を入れている作東バレンタインホテル。“泊まれる美術館”として県内外からの注目を集めているのだとか。『考える人』で名を馳せるオーギュスト・ロダン作のブロンズ像をはじめ、フランスの画家レイモン・ペイネの作品や約450年の歴史を誇る伝統工芸「木地製品」などを展示している。作品見学のみも可能とのことで、カフェ使いと美術館賞を楽しむ人もいるそうだ。
ホテルならではのグルメでも芸術祭をPRする。特別コース料理「森のキュイジーヌ」は開催エリア12市町村それぞれから料理長が特産品を厳選、それらをふんだんに盛り込んだ。ぶどうとマスカットをたっぷりと使用した鈴鹿成年氏監修のパフェ、「パルフェ レザン」の提供も。
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なでしこリーグ2部優勝「岡山湯郷Belle」の本拠地、F1開催実績を持つ「岡山国際サーキット」、名湯「湯郷温泉」を擁する美作市。この秋はアートが加わり、さらに魅力が増しているようだ。