インターネットやSNS上で一時的に大流行した“もの”や“現象”を表す際に使われる、「バズる」という言葉。1度は耳にしたことがあるという人も多いのではないだろうか。
関西を中心に活躍するフリーアナウンサーの清水健と、落語家の桂米舞(かつら・まいまい)がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、「バズる」の由来などについて解説した。
「バズる」は日本で生まれた言葉で、英単語の「buzz」を由来に持つ。「buzz」は、ハチなどの虫が音を立てる様子や人でざわつく様子を表す。この言葉をもとに、「ひとつの話題に多くの人の注目を集まっている状態」を指す「バズる」という単語が誕生した。
じつは、「バズる」という言葉はマーケティング業界を中心としたビジネス用語から生まれたといわれている。この話を聞いた清水は、「若い人から流行ったものじゃないんだ」と驚きを隠せない様子だった。
英語をもとに生まれた「バズる」だが、英語圏では同じ意味を持つ言葉として「buzz」は使われておらず、一般的には「viral」が使われているという。「viral」は「ウイルス性の」という意味を持ち、「go viral」と表現するのだそう。
新たな知見を得た米舞からは、「バズる」にまつわる謎かけが発表された。
「清水さんとかけまして、バズると解きます。どちらも情報を伝えます」
謎かけを聞いた清水からは、「ん……?」という間が。すると、「失敗した〜!」と米舞。「だってさ〜! 清水さん、いきなり出してくるんですもん!」とネタバラシ。どうやら、清水からのカンペが出ていたそうで、米舞のタジタジな様子がみられた。
※ラジオ関西「Clip木曜日」より