紅茶に、フルーツや中国茶などを掛け合わせた「アレンジティー」が今、ブームになっています。大手コーヒーチェーン発の“紅茶専門店”が話題となっているほか、各地に専門のティースタンドやキッチンカーが続々登場、手軽なペットボトル飲料でもティー関連が多様化してきています。そこで今回は、人気のティースタンドへの取材や、大手ブランドのペットボトル新商品を通じて、アレンジティーの新たな楽しみ方を見ていこうと思います。

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まず紹介するのは、兵庫・宝塚のTea arrange Labo「STAND_165」(ティー アレンジ ラボ「スタンド イルゴ」)。阪急今津線の小林(おばやし)駅から徒歩15分ほど、雑貨店やカフェなどが集まった直径100メートルほどの小さなまち「INNO TOWN(イノタウン)」内にある同店は、「リプトン フルーツインティー」が楽しめるティースタンドです。
「紅茶のイメージといったら一昔前は『上品』『気取った』『高級』があげられることが多かったと思います。良いイメージは残しつつ、ポップにアレンジして紅茶をもっと身近に感じていただければ」
そう話すのは、「STAND_165」ならびに株式会社irugo(イルゴ)代表の小栗岳さん(以下、小栗さん)です。
同店は、キッチンカーやイベントなどで提供されている『リプトン フルーツインティー』を楽しめる唯一の常設店なんだとか。フルーツインティーとはどんなものなのでしょうか?

「3種類以上のフルーツ若しくはフレーバーを使った新感覚のアレンジティーです。当店では、お茶やフルーツ、トッピング、シロップを自由にお選びいただける『カスタム フルーツインティー』を提供しています。茶葉はすべてリプトン製品を使用しています」(小栗さん)

自分好みの味にカスタマイズできるのがなんとも楽しそうです! お茶は3種類、フルーツはなんと9種類もあり迷ってしまいそう。アレンジの幅の広さが紅茶の魅力、と小栗さんは話します。
「紅茶は、同じ産地でも標高により違い、香り・水色・味わいが違うすごく繊細で奥深いもの。どんな時の自分にはどの紅茶をどのようにして飲むのが合ってるのかなどを考え出したら、楽しくなりますよ」(小栗さん)
◆Tea arrange Labo「STAND_165」
兵庫県宝塚市末成町27-2
営業時間 10:00~17:30
定休日 月曜日
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