4月13日に開幕した大阪・関西万博。中国やイタリアなどの海外パビリオンが相次いでオープニングセレモニーを行い、オリジナリティーを生かした展示が注目を集めた。

中国パビリオンは 3500平方メートルの面積で、大阪・関西万博の海外パビリオンでは最大規模。「人と自然の生命共同体を共に構築〜グリーン発展の未来社会」をテーマに、展示では、中国の歴史・文化、自然との調和、最新のスマートシティの未来像などを3部構成で紹介する。


また、中国の嫦娥 (じょうが)5 号・6号探査機が昨年6月に人類史上初めて採取した月の裏側の砂を展示する。


このほか、巨大スクリーンが二十四節気ごとの中国の景色を映し出し、最新鋭のロボットが来場者を出迎える。

イタリアパビリオンでは、2000年前の古代ローマ時代に作られた国宝級の彫刻『ファルネーゼのアトラス』(西暦150年ごろ。高さ2メートル、重さ2トン)をアジアで初公開する。






