任期満了に伴う神戸市長選挙(10月12日告示、同26日投開票)に無所属で出馬表明している現職の久元喜造氏(71)が9月29日、4期目に向けた公約を発表した。

災害に強い街づくり、暮らしやすさ、国際都市としての成長.、対話と参加の推進など5つの柱、100の政策を掲げ、「目玉の政策はすべて。ブレない神戸市政の継続」をアピールした。
具体的な政策として、市立中学校の部活動の地域移行の受け皿として来年9月に始める「コベカツ」の実現、ひとり暮らしシニア世代への支援、タワーマンションの空室税導入、坂のまち神戸プロジェクト、神戸空港の国際定期便就航に向けたターミナル機能の強化などを盛り込んだ。

久元氏は会見で、「奇をてらわず、あるべき神戸の姿を求め、ブレることなく持続可能な形で成長する神戸を残したい」と意気込みを語った。

神戸市長選には久元氏のほか、いずれも 無所属の新人で会社社長・木島洋嗣氏(50)、元神戸市議・五島大亮氏(48)、兵庫労連事務局長の岡崎史典氏(56)の3人も出馬を表明している。



