木材加工で出た樹皮やおが粉を有効活用 岡山県西粟倉村「BASE101%」のいちご狩り 【PR】

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 岡山県の北東部、中国山脈の谷あいにある人口約1400人の村、西粟倉村。村の面積の95%を森林が占める同村は2004年市町村合併せずに村として存続することを決めたという。移住者も多く、人口の約15%を移住者が占め、これまでに50社を超えるスタートアップが誕生している“奇跡の村”として各方面から注目を集めている。また、2007年から「百年の森林(もり)構想」を掲げ、森林との共生に向け歩んでいる。

西粟倉の風景

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同村にある「BASE101%-NISHIAWAKURA-」は、地域の可能性を発掘することをテーマにした複合施設。材木屋ならではの木材ファクトリーショップをはじめ、地元の食材を使ったレストラン・カフェ、地域の特産物を集めた土産物屋などもあり、村民、観光客問わず楽しめるという。

 同施設ではいちご狩りもスタート。フローリング材や木材加工品もしているため、製造過程で発生した樹皮やおが粉などを培土に使用するのだとか。空気をたっぷり含んだ土と駒の尾山麓の地下水で元気ないちごを育てているそう。40分間食べ放題のいちご狩りでは、5種類のいちごの食べ比べが出来る。また併設のカフェで、いちご狩りの前後にランチやカフェも楽しめる。

BASE101%のいちご

「週末や春休みなどは、お孫さん達が帰省されて、親子3代で来店していちご狩りやランチを楽しんでいる姿を見るととても和やかな気持ちになります」と話すのは移住者の一人でもある店長の寺井紀子さん。移住者が多いので、村のいちごを家族や地元の友人に送るため多くの来訪があるそうだ。

いちご狩りで笑顔に

 ほかにも自社製の木工品や鳥取・岡山土産も販売しているとのこと。冬休みを利用して訪れてみるといいかもしれない。

お土産も

※ラジオ関西「木曜Clip」 2025年12月25日放送回「岡山県北 美の国Clip」より

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