J1神戸、キャンプ地で黙とう 兵庫県出身のDF山川「皆さんの支えがあってこのクラブがある」

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 阪神・淡路大震災発生から31年となる17日、サッカー・J1のヴィッセル神戸の選手とスタッフが、沖縄県西原町でのトレーニングキャンプ中に黙とうを行い、震災で犠牲となった人々へ追悼の意を表した。

 震災当日にチームの初練習を予定していたヴィッセルは、震災の復興とともに歩みを進めてきた、神戸のシンボル的な存在でもある。

 2月上旬のシーズン開幕に向けて調整中のヴィッセル。今年の1・17は、キャンプ地の沖縄で迎えることに。沖縄国際大学とのトレーニングマッチの前に、選手とスタッフが黙とうを行った。

黙とうを行ったヴィッセル神戸の選手・スタッフ (C) VISSEL KOBE

 ヴィッセルのアカデミー(育成組織)を経て、今ではトップチームの主軸として活躍する、兵庫県尼崎市出身のDF山川哲史選手。地元やクラブへの思いが人一倍強いチームリーダーは、1・17への思いについて、次のように語っている。

「31年前にたくさんの方が亡くなって、たくさんの方々の大切なものが失われた日だということをこれからも忘れてはいけないと思います。ヴィッセル神戸としても復興と共に立ち上がってきたクラブなので、そのクラブの一員として、今日という1日をしっかり大事に生きていきたいと思いました」

 震災から31年、クラブとしても31年となる今年。どんな1年にしていきたいかを問われた山川選手は「ヴィッセル神戸は立ち上げからたくさんの方々に支えられてきたクラブです。皆さんの支えがあってこのクラブがあると思うので、そういった方々への感謝の気持ちを忘れず、たくさんの方に勇気や感動を与え、ヴィッセル神戸が生きる力になれるように自分たちはしっかり戦っていきたいと思います」と述べている。

黙とうを行ったヴィッセル神戸DF山川哲史選手(※左から2人目)  (C) VISSEL KOBE

 クラブはSNS上で、「阪神・淡路大震災から31年。ヴィッセル神戸も震災復興とともに歩んできました。これからも神戸の街と、神戸を愛する皆さんとともに歩み続けます。We will never forget 1.17」とコメント。

 この日は、アカデミーのヴィッセル神戸U-18の選手たちも、寮生は震災発生時刻の午前5時46分に、また、チーム全員では練習前に、それぞれ黙とうを実施。震災を経験していない若い選手たちも、この神戸の地でサッカーができることの尊さを改めて胸に刻んだと、SNSを通じて報告している。

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