C-C-Bは過小評価されがち? 80年代の音楽シーンを彩った人気バンドを再評価

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 昭和歌謡、昭和ポップスにスポットライトを当てたラジオ番組『中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス』(ラジオ関西)の2月27日放送回では、1980年代のポップ・ロックバンド「C-C-B」を特集。なぜか過小評価されがちな彼らの実際のポジションや音楽的功績について、番組パーソナリティーの中将タカノリさん(シンガーソングライター、音楽評論家)と橋本菜津美さん(シンガーソングライター、インフルエンサー)が語り合いました。

みなさんはC-C-Bにどんなイメージを持っていますか?(画像はイメージです)

 先日、SNS「X」上で、元C-C-B・関口誠人さんが「アフタープロモーションっていうのがあるよね。例えばチェッカーズは今や、80年代を代表するロックバンドっていう言い方で振り返ってテレビで流れる。C-C-Bは?過去画像はカットされてたりもする。歴史の歪曲と言えなくもない。現在も生きている権利。今もそれで得する人や会社があるか否かの違い。」(原文ママ)とポストしました。

 これに対し、中将さんが「再評価のきっかけになるような企画をしたい」と投稿したところ、「ぜひよろしくお願いします」と返信があったといいます。

 かねがね、C-C-Bが日本のポップス史上で軽視、過小評価されていることを不思議に思っていたという中将さん。「リアルタイムで見ていた世代の人たちにとっては、チェッカーズには及ばずとも数々のヒット曲を持つバンド。それが『Romanticが止まらない』(1985年)だけの一発屋みたいに言われる風潮があるのはおかしい。チェッカーズやBOOWY(※)、安全地帯などと並び、1980年代を代表するバンドとして評価されるべき」と熱を持って語ります。

(※)BOOWYの2番目の「O」は、「O」に斜線

 そのC-C-Bの楽曲にスポットをあてた番組で、1曲目にオンエアされたのは、彼らが「ココナッツ・ボーイズ」としてリリースしたデビュー曲『CANDY』(1983年)。

 C-C-Bははじめ、ミニFM局「KIDS RADIO STATION」の企画で、グループサウンズリバイバル、和製ビーチボーイズをイメージしたバンドとして結成されました。『CANDY』はそんな彼らのデビュー曲で、ヨーグルト製品「ヨープレイト」のCMソング。C-C-Bの大きな魅力であるコーラスワークがすでに完成されています。

 2曲目は、おなじみの大ヒット曲『Romanticが止まらない』(1985年)。中将さんいわく、C-C-Bを語る上で欠かせないのは、当時、ポリドールのディレクターでバンドのプロデュースを担当していた渡辺忠孝さん。ザ・スパイダースやザ・テンプターズなどのグループサウンズや野口五郎さんを手掛けた敏腕で、なんとお兄さんが筒美京平さん。TBSのテレビドラマ主題歌を担当する話が舞い込んだところ、渡辺さんが作詞を松本隆さんに、作曲を筒美さんに依頼して生まれたのが、この楽曲でした。

 思いきったニューウェーブサウンドと笠浩二さんのハイトーンボーカル、カラフルな髪型が話題になり、オリコン・ウイークリーランキング最高2位、1985年度年間ランキング4位の大ヒットを記録します。

LINEで送る

関連記事