ドライブの途中に立ち寄る場所として親しまれる「道の駅」。その役割が今、少しずつ変わり始めているといいます。一体どういう事なのか取材しました。
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兵庫県佐用町にある「道の駅 宿場町ひらふく」の駅長である真岡伯好さんによると、休憩や買い物だけでなく“地域を巡る起点”としての機能が求められるようになりつつあるのだとか。

「平福という地は、佐用町の中でも重要な観光ポイントです。しかしながら十分に知られているとは言えません。だからこそ道の駅を“目的地”にとどめず、その周辺一帯に足を運んでもらうための拠点にしていく必要があるのです」と真岡さんは述べます。この考えは同町のみならず、他の地域にも共通して言えることかもしれません。
実際、因幡街道沿いに栄えた歴史ある宿場町である平福には古民家をリノベーションしたカフェや飲食店が点在。道の駅の裏手にある高台には気軽に立ち寄れる展望スポットも整備されており、城跡や町並みを一望できるとか。

「買い物をしなくても構いません。景色だけでも楽しんでいただけたら」と真岡さん。“まちの道しるべ”のような利用も、道の駅の使い方のひとつと言えるようです。
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道の駅は「立ち寄る場所」から「巡る起点」へ。宿場町・平福での取り組みは、地域観光のこれからの姿を示す一つのかたちといえそうです。
(取材・文=洲崎春花)
※ラジオ関西「谷五郎の笑って暮らそう」2026年3月22日放送分より



