「富士山の巨大壁画」をモザイクアートで再現 旧神戸新聞会館の歴史を振り返るパネル展 ミント神戸

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 今年開業20周年を迎えるミント神戸(神戸市中央区)。その前身である旧神戸新聞会館は、今年(2026年)5月3日に70周年を迎える。その歴史を振り返るパネル展が、5月10日(日)まで開かれている。入場無料。

展示風景 1960年に「壁画」が完成した
展示風景 1960年に「壁画」が完成した
展示風景 1981年に「ポートライナー」開通
展示風景 1981年に「ポートライナー」開通

 旧神戸新聞会館は、建築家・村野藤吾の設計によるもので、神戸新聞本社やオフィス、飲食店、レジャー施設が入るビルとして1956年5月3日に開業した。1995年の阪神・淡路大震災で全壊したが、その後JR三ノ宮駅前再生事業の中心施設として再建され、2006年10月、ミントグリーンのタイルを外装に取り入れた複合ビル・ミント神戸として再スタートを切った。パネル展では、開業した1956年から現在まで70年の歩みが、当時の社会の出来事、特に神戸での出来事とともに紹介されている。

展示風景
展示風景

 旧神戸新聞会館といえば、「富士山の壁画のビル」と記憶している人も多い。ビル北側にあった巨大な壁画を、この70年間に撮影された思い出の写真や現在の姿の写真9288枚を組み合わせ、高さ2.5m、幅3.2mのフォトモザイクアートとして制作した。遠くから見ると、旧神戸新聞会館の象徴であった「富士山」が、その手前には、1981年に開業した神戸新交通・ポートライナーを見ることができる。近づくと、過去の旧神戸新聞会館の風景や当時の様子をとらえた写真、そして現在のミント神戸ゆかりの写真が組み合わされているのがわかる。

9288枚の写真を組み合わせたフォトモザイクアート 
9288枚の写真を組み合わせたフォトモザイクアート 
9288枚の写真を組み合わせたフォトモザイクアート(一部)
9288枚の写真を組み合わせたフォトモザイクアート(一部)
フォトモザイクアート 近づくと見えるのは・・・ 旧神戸新聞会館の様子とミント神戸
フォトモザイクアート 近づくと 旧神戸新聞会館の様子とミント神戸の写真が

 パネルを見ていた70代の男性は「地下には食堂街があって珍しかった。ボーリング場にも行きました」と懐かしそうに見入っていた。担当者は「当時の姿を知る人だけでなく、若い人や海外の人も足を止めてくださっている。歴史を知るだけでなく世代を超えて楽しんで頂けると思います」と話した。

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