2018年5月17日(木) 20時04分
〈ヒデキ〉に寄せて 〜追悼 西城秀樹さん〜
〈ヒデキ〉と言えば西城秀樹さん。子どもの頃からそうでした。
歌手の西城秀樹さんが、昨夜63才で他界されたとのニュースを伝える通信社の音声が流れた時、ラジオ関西内でも「え?!」との大きな声が挙がり、その現実が驚きと深い哀しみをもって受け留められました。
『歌声は風に乗って』にも西城秀樹さんの曲へのリクエストや、秀樹さんの想い出を綴ったメッセージが多く寄られ、その中から追悼の気持ちを込めて『ヤングマン』をお届けしました。
ラジオ関西のライブラリーにも秀樹さん、秀樹さん…。
改めて1つひとつ見てみると、『ヤングマン』の歌詞カードには、こんな風に振り付けも載っていました。
やはりとてもとても男前。
私自身は〈ヒデキ〉のアイドル時代こそまだ幼かったものの、西城秀樹さんの唯一無二のあの声が大好きで、非の打ち所のないルックス、しなやかで力強い身のこなし…その全てをカッコいい男性の象徴として心に刻んでいました。特に『抱きしめてジルバ』(ワムの『Careless Whisper』の日本語カバー)は、子供心にもオトナなヒデキにときめいたものです。
2000年代に入り、脳梗塞による2度の入院を経てのステージは痛々しくさえさえ思ったこともありましたが、そのぶん、生きようとする力やプロとしての誇りを改めて教えてくださったと感じます。
心からご冥福をお祈りします。秀樹さん、ありがとうございました。
【池田奈月】
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