砂の上に描いたネコ
池田奈月です。
先日番組で紹介した「神戸北野美術館」。
エントランスからして良い雰囲気でしょう~???
アメリカ総領事館の官舎だった平屋建ての異人館が、そのまま美術館になっています。
普段はロートレックの絵を展示。
また、北野のまちの歴史や文化発信する拠点として
北野地区の古地図や、かつて北野界隈に存在した
日本最古の国営オリーブ園「神戸阿利襪園」の資料なども展示されています。
展示スペースにも館内入口すぐのカフェにも、
お宅にお招きいただいたような寛いだ空気が漂っていて素敵!
そして2月18日(月)までは
「たなかしん展 Remember」を開催中です!
たなかしんさんは兵庫県明石市在住の画家。
今展覧会では、絵本『うたえなくなったとりとうたをたべたねこ』や
最新作『お姫様の美肌図鑑』の原画、描き下ろしの猫の絵など
約60点が展示(一部は販売も)されています。
リトグラフの作品も繊細で魅力的。
しかし何といっても、たなかさんの作品の個性は砂の上に描かれていること。
こちらをご覧に入れればお判りいただけるでしょうか。
この立体感は、キャンバスの上に敷き詰めた明石の浜の砂が醸す風情です。
絵そのものにも、柔らかみや温かみを与えています。
会場のあちらこちらでは、たなかさんの奥様が手作りされたという
ぬいぐるみにも出会うことができて、心が和みます。
さらには、展覧会期間限定のオリジナルワッフル
(水は使わず生地から手作り!)もオススメです☆彡
16日(土)~18日(月)各日午後はたなかさん在廊予定。
絵本やポスターにサインも入れていただけるとのことです。
ぜひ足をお運びください。
ちなみに別棟のカフェは・・・
申し込めば作品を展示できるギャラリースペースでもあります。
詳しくは神戸北野美術館公式サイトでチェック!
- 2月14日(木)選曲リスト
- 砂の上に描いたネコ
- 2月15日(金)選曲リスト