第655回 令和4年6月16日(木)
第655回 放送番組審議会議事録
開催年月日
令和4年6月16日(木)
開催場所
ラジオ関西役員会議室
委員の出席
- 委員の総数
- 5名
- 出席委員数
- 4名
- 出席委員の氏名
- 中部剛
- 多名部重則
- 渡辺真二
- 伊藤亜都子
- 会社側出席者
- 代表取締役社長 桃田武司
- 取締役 小野秀明
- 編成営業局専任局長 池添哲也
議題
社業報告
- 経営数字について
- ひょうご防災ネットアプリについて
事務局からの報告
- 6/6~12「リスナー感謝ウィーク」について
- 6/18 兵庫Twitter会「中のひとーく」イベントについて
試聴
- 試聴番組
- 『洋菓子はいつだって微笑みかけてくれる~神戸と戦争と洋菓子と』
- 放送時間
- 令和4年5月25日(水) 20:00~21:00
- 放送内容
- 神戸は洋菓子で有名な都市ですが、そうなるまでの歴史的背景や思いを有識者の話を交えて深く掘り下げ、改めて認識してもらおうと制作した番組です。
審議内容(各委員発言の大意)
- 委員
- 神戸の歴史には興味ありますが、この番組を聴いてさらに勉強になる内容だった。インタビューに答えていた方は喋りの素人ではあるが、インタビュー内容も少しずつ変えていて、かなりの思いが込められていて聴き応えがあった。こういう真面目な番組ではあるが、1時間が短く感じた。
番組作りの手法だとは思うが、インタビュー内容が制作者側がほしい内容に限られていた感じがした。子供たちの声はそういうものは全く感じなかったが。 - 委員
- 神戸はスイーツのイメージはあるが、その歴史や経緯を詳しく説明していて勉強になった。今も見栄えのするスイーツが紹介されているが、こういう形で地盤を作ってきた、また平和や幸せをもたらすために作ってきたというところが印象に残っている。所々でナレーションの方がポイントをまとめてくれているのも良かった。
番組全体的に淡々と進められて終わった感じがした。こういう内容の番組なのでそれも仕方ないのかもしれませんが。 - 委員
- 真面目な内容の番組ではあるが聴き入ってしまった。神戸の方はこのことを何となく知っている人も多いかと思うが、それ以外の人には面白かったのではないか。個人的には、パンのドンクの創業の話があることを知っていたので、心の中でもう少し以前にこういう話もあるんだよと思っていた。
番組中のクラシック音楽2曲がいい感じに入っていたのが良かった。こういう番組も今後積極的に作ってほしいと思う。 - 委員
- 歴史好きはもちろん、普段おいしく神戸の洋菓子を食べている人たちも『そうなんだ!』『へー』と、聞き始めると引き込まれる番組。私自身も、神戸の洋菓子文化が、戦争や関東大震災が背景や契機となった歴史や外国人が日本人好みに寄せて作ったことを知り、普段食べている洋菓子により深みを感じました。田辺先生の解説と、創業者の意思を継ぐ現社長のお話のバランスも良かったです。ただ、立命館大学の南先生のお話は、個人的にはなくても良かったかなと思いました。洋菓子以外の欧米から神戸に根付いた文化のお話は、神戸という土地柄を再認識できるお話で、前半の田辺先生のお話からの流れでスムーズに聞け、2曲の音楽も番組とよくマッチしていました。ウクライナとロシアが戦争状態にある今、ユーハイムの社長がおっしゃっていた『外国人が日本の平和のために作ってくれた洋菓子には、平和への思いを込められる』という言葉が素敵でした。戦地にある人たちが甘いお菓子を食べてほっとできる、平和への祈り が込められた番組で、タイムリーな放送だったと思います。
- 委員
- こういうご時世の中だからこそ制作された番組。深刻さと受け入れられやすいトーンとのバランスを苦心して作られたと思われる。個人的にはユーハイム社長の話は良かったと思う。番組中の曲がタイミング良く入り、これまで聴いた話の整理にもなった。こういう教養番組も今後も制作してもらえればと思う。
- 事務局
- 本日は貴重なご意見をありがとうございました。
審議会の答申、または改善意見に対してとった措置およびその年月日
特になし
審議会の答申、または意見の概要を公表した場合におけるその内容放送年月日
意見の概要の公表
- 自社放送
- 令和4年6月20日(月) 17時12分
- 自社ホームページ
- 令和4年7月中旬以降
- 神戸新聞
- 令和4年6月28日(火) 朝刊
- 本議事録の備置き
- 令和4年7月下旬に、ラジオ関西本社および東京支社・大阪支社・姫路支社に備え置く
その他の参考事項
特になし
次回放送番組審議会
令和4年7月28日(木)14時30分を予定
以上
- 第654回 令和4年5月17日(火)
- 第655回 令和4年6月16日(木)
- 第656回 令和4年7月28日(木)