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  • 第681回 令和7年2月20日(木)

    第681回 放送番組審議会議事録
    開催年月日

    令和7年2月20日(木)

    開催場所

    ラジオ関西役員会議室

    委員の出席

    委員の総数:5名
    出席委員数:4名
    出席委員の氏名:石﨑勝伸|能登栄治|伊藤亜都子|前畑温子
    会社側出席者:代表取締役社長 小野秀明|デジタル戦略局長 池添哲也

    議題

    社業報告

    • 青春ラジメニアクラウドファンディングの報告
    • 2/16マユリカイベントついて
    • 3/18(火)、19(水)MLB開幕戦ドジャース対カブス中継放送

    事務局からの報告

    • 3/3(月)に4月改編のリリースを予定
    試聴

    試聴番組:「±30~経験を今、未来へ~」
    放送時間:令和7年1月17日(金) 10:00~12:00
    放送内容:震災の経験を振り返り、経験と記憶を継承の『30年前の今日』、30年間を人々にはぐくまれてきた『30年後の今』、未来の防災の『これからの30年』と3つの視点で構成した特別番組。

    審議内容(各委員発言の大意)
    委員
    震災経験者の谷五郎さんが、震災の年に生まれた津田さんに伝えるという図式が自然な形で出来ていた。30年前の話、現在の能登地震の話、そして今後の防災とあり、また後半にはペット関連の話やアウトドアに絡めての防災グッズの話とあり非常に勉強になった。
    課題はいかに今後に繋げていけるか。若者が自分事のように考えていけるようにすること。普段からキャンプなどの遊びの中で防災を考えることが大事だと思う。
    委員
    震災を知る世代の人と知らない世代の人が向き合うことに意味がある。震災を知らない人の葛藤が垣間見えたシーンもあり、これを聴いている若い人にも新たな気づきがあったかと思う。今後もっと知らない人が増えていく中、その人達にどう発信するかを考えるキッカケになった番組ではないか。4局リレーは震災がキッカケで生まれたと言っていたが、助け合える関係性があるのが強み。防災センターの人は実際に足を運べるように日付など具体的に話していたのがよかった。後半はペットの話やトイレの話など聴いている人にも良い気づきになったのではないか。
    今後、震災を風化させないようにどうやって伝え続けるのかが課題。当時の音声や空気感を伝えるコーナーなど続けてほしいと思う。
    委員
    震災後の第一声は緊張感が伝わりリアリティがあった。台本もなくディレクターの口伝えで原稿もなく震えた声で喋っていたのが、何とか放送を続けるんだいう矜持を感じた。サンテレビでも当時の映像など流していてインパクトがあったが、ラジオは音声だけなのでテレビほどのインパクトはないが、生活情報や安否情報など社の方針としてこういうことを心がけたという話もあればよかった。2時間の番組の中で盛り込み過ぎな感じもあったので、30分で4回放送するという考えがあってもよかったかもしれない。
    今回は30年の節目で各局特集をしていたが、30年以降は風化すると言われている。31年、32年も継続して伝え続けることを意識してほしいと思う。
    委員
    震災後の第一声はかなりインパクトがあり、胸を打つものがあった。映像であれば昔の映像だと一目でわかるが、音声だと今起きているものと錯覚をさせるので、よりリアリティを感じる。ラジオというメディアの持っている力を感じた。当時なかなか情報が入らない中、一般のリスナーからの生活情報や安否情報など電話でもらっていた。それはラジオ関西が電話リクエストをやっていたので、電話をかけやすかったのとラジオへの信頼性があったからだと思う。情報仲介の役割を果たしていた。2時間情報が盛りだくさんではあったが、今回は震災30年当日ということもあり分けて聴かせるよりは、これでよかったのではないかと思う。 
    LPガス協会がスポンサーで入っていて、メリットだけを紹介するのかと思っていたが、東日本大震災ではデメリットの部分にも触れていた。報道番組としてちゃんと成り立っていた。
    今後も災害が起こることは間違いないので、震災を経験したメディアとしてラジオ関西には、普段の放送の中でも防災の視点を盛り込むなど工夫して伝え続けていってほしいと思う。
    事務局
    本日は貴重なご意見をありがとうございました。
    審議会の答申、または改善意見に対してとった措置およびその年月日

    特になし

    審議会の答申、または意見の概要を公表した場合におけるその内容放送年月日

    意見の概要の公表

    自社放送:令和7年2月25日(火)12時22分
    自社ホームページ:令和7年3月中旬以降
    神戸新聞:令和7年3月8日(土)朝刊
    本議事録の備置き:令和7年3月下旬以降に、ラジオ関西本社および東京支社・大阪支社・姫路支社に備え置く

    その他の参考事項

    特になし

    次回放送番組審議会

    令和7年3月21日(金)14時00分

    以上