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  • 第687回 令和7年10月16日(木)

    第687回 放送番組審議会議事録
    開催年月日

    令和7年10月16日(木)

    開催場所

    ラジオ関西役員会議室

    委員の出席

    委員の総数:5名
    出席委員数:5名
    出席委員の氏名:石﨑勝伸|能登栄治|多名部重則|伊藤亜都子|前畑温子
    会社側出席者:代表取締役社長 小野秀明|デジタル・プロデュース部長 安田晴彦

    議題

    社業報告

    • ラジオ関西まつりについて
    • 秋の各種ジャズイベントについて
    • 神戸市長選啓発イベントについて
    • 新番組「愛凛冴の電波調句」について

    事務局からの報告

    • 新番組「マニアイズム」について
    試聴

    試聴番組:「ほんまのラジ関~ラジオ関西2026年春採用特別番組~」(#1,#2,#3,#4:ラジオ関西Podcast)
    配信時間:令和7年6月6日(金) 12:00~
    放送内容:3年ぶりに採用活動を行なうラジオ関西の若手社員インタビューPodcastです。4名の先輩社員が業務内容や会社の雰囲気、入社後のギャップまで赤裸々に語り、文字や写真だけではわからない、“ほんまのラジ関”をお伝えします。

    審議内容(各委員発言の大意)
    委員
    3本目と4本目は6〜7割ほどしか聞けませんでしたが、一通り拝聴しました。どの回も「裏ではこんな風に仕事してるんだ」とか、「神戸マラソンはこの方が担当しているんだ」と思いながら聞けて、とても興味深かったです。出演者の話し方が等身大で、人物像がよく伝わってきて、親近感を持って聞くことができました。特に就活生が聞いたら、「こういう人たちが働いているんだ」と興味を持ちやすい内容だと思います。
    後半で「なぜこの会社を志望したのか」という話が出てきましたが、必ずしもメディア志望だったわけではなく、第1志望がラジオ関西ではなかった方もいて、それでも自分の“面白いところ”を活かして採用されているのが印象的でした。多様な人材を受け入れているラジオ関西の懐の深さを感じましたし、それがさまざまなジャンルで個性的な企画につながっているんだなと感じました。
    委員
    今回の番組を聞いて、「あ、この方たちが作っていたんだ」とわかって、親近感を持って聞けました。全体的に会話のテンポが良く、いろんな話題が出てきたのに長く感じず、あっという間に終わった印象でした。
    4本すべて拝聴しましたが、入社3年目から16年目まで、さまざまな立場の方が登場していて、それぞれの視点で話しているのが面白かったです。皆さん共通して「自由にいろいろ挑戦させてもらえる」と話していて、会社の雰囲気の良さが伝わりました。就活では文章や写真だけで会社を判断しがちですが、実際に働いている人の声を聞くと「楽しそうだな」と感じます。
    番組づくりでも、自分の“好き”を仕事にうまく結びつけていて素晴らしかったです。花火の資格を取った話など、ラジオに限らず幅広い活動にも感心しました。全体を通して、やる気のある人がきちんと育つ環境があることが伝わってきました。
    委員
    4本を通して聞いて感じたのは、やる気のある人を育てる土壌がしっかりあるということです。最初の3本を聞いた時点でも、ラジオ関西という会社の特徴がよく伝わる番組だと思いました。
    全体を通じて、自由度が高く、やりたいことをさせてもらえる一方で、人手不足やアナログな部分など、会社の課題も率直に語られていました。
    聞きやすさのポイントとしては、MCによる話の引き出し方が非常に上手で、社員の方が話のプロでなくてもストレスなく聞けた点も大きいです。
    また、ポッドキャストの特性を活かし、ホームページ上にキーワードが提示されていることで、自分の関心に沿って聞きやすく工夫されていました。個人的に気になったのは、今年6月にあった企画の効果についても知りたいところです。
    委員
    今回の番組を拝聴して、違う立場からも楽しめる内容だと感じました。
    私は神戸市の職員採用広報に関わる立場なので、どういう視点で番組を聞くかを意識しながら聞きました。例えば10年先の話はあまり重視せず、若者が関心を持ちそうなテーマや趣味と仕事の関係に注目して聞きました。
    驚いたのは、社員の体験をそのまま聞ける点です。通常は写真とテキストベースのインタビュー記事で紹介しますが、どうしても着飾った印象になりがちです。一方、この番組では出演者が自分の言葉で話していて、本物感があり、就活生と会社の距離を縮める効果があると思いました。
    特に、趣味を生かした仕事や実務の様子も包み隠さず話していて、リアルな印象を受けました。この「本物感」が、他のエピソードも聞きたくなる動機につながっており、番組全体の完成度の高さを感じました。
    委員
    今回の番組を通して、最初は一部だけ聞くつもりでしたが、結局全て聞いてしまいました。出演者は、お笑いやバンドの発掘能力に長けていて、番組を通じて「こういう人たちが作っているんだ」と生の声を聞けたのが印象的でした。全体として、出演者は肩の力を抜いて自然体で話していて、熱意はあるけれどガツガツしていないところが好感を持てました。
    エピソードの具体性やリアルさも非常に高く、嘘っぽさがなく、聞きながら就活生が会社の雰囲気を実感できる構成になっています。
    今回の番組は、行政や企業の採用広報にも参考になる内容で、ポッドキャストという形式の強みを活かして、社員の本音や職場の実態を伝える有効な手段になっていると感じました。将来的には、音声メディアを使った就活や採用活動にも応用できる可能性を感じました。
    その他
    企業の社長や、上司と若手が同時に出演というケースがあってもいいのではないか。
    休みや残業状況などワークライフバランスがわかるようなシーンがあってもよいと思う。
    事務局
    本日は貴重なご意見をありがとうございました。
    審議会の答申、または改善意見に対してとった措置およびその年月日

    特になし

    審議会の答申、または意見の概要を公表した場合におけるその内容放送年月日

    意見の概要の公表

    自社放送:令和7年10月29日(水)9時29分
    自社ホームページ:令和7年11月中旬以降
    神戸新聞:令和7年10月29日(水)朝刊
    本議事録の備置き:令和7年11月下旬以降に、ラジオ関西本社および東京支社・大阪支社・姫路支社に備え置く

    その他の参考事項

    特になし

    次回放送番組審議会

    令和7年11月20日(木)14時00分を予定

    以上