「とにかくおもしろいエンタメを」三木市出身の作家、『そして、ユリコは一人になった』作者の貴戸湊太さんのおもいをきく | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「とにかくおもしろいエンタメを」三木市出身の作家、『そして、ユリコは一人になった』作者の貴戸湊太さんのおもいをきく

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ネットでなく、実際にも本当にいろいろな方々に「面白かったよ」とか「ちょっとここはどうなのかなぁ」とか叱咤激励のご意見いただいております。でも、そのすべてが勉強のためになるというか、言っていただいて非常にありがたいなと思っております。

――ご家族は何かおっしゃられましたか。

家族からのダメ出しもありますね(笑)。それも今後の執筆に反映して生かしていこうかなと思います。

――今後もミステリー作家として活動を続けていくのでしょうか。

今後も面白いミステリーをどんどん書いていこうかなと思います。今は次回作のアイデア出しの段階です。何とか面白いアイデアを出せないかなぁと悩んでいる最中です。

――散歩の回数も多くなりそうですね。

そうですね。今後も「単純に」おもしろい作品を書き続けます。いろんな人に面白がってもらえるようなミステリーを作りたいと思います。よろしくお願いします!

※ラジオ関西『PUSH!』2020年4月8日放送回より

『そして、ユリコは一人になった』
貴戸湊太『そして、ユリコは一人になった』(宝島社文庫)

貴戸湊太『そして、ユリコは一人になった』(宝島社文庫)

第18回『このミステリーがすごい! 』大賞、U-NEXT・カンテレ賞受賞作! 私立百合ヶ原高校には奇妙な伝説がある。代々、ユリコという名を持つ生徒は「ユリコ様」として絶対的な権力を持ち、彼女に逆らう者には必ず不幸が訪れるという。ただしユリコ様になれるのは一人だけ。ユリコが複数人いた場合、彼女たちにも不幸が起こり、一人だけに淘汰される。図らずもユリコ様候補となった新入生・矢坂百合子は伝説を聞いて戸惑うが、才色兼備の親友・美月になだめられ、単なるオカルトと思い込もうとする。しかしその矢先、ユリコの名を持つ生徒が一人、屋上から転落死した。そして、それを契機としてユリコが次々と殺されていく――。誰が彼女たちを殺したのか、ユリコ様とは何なのか。学校の伝説を隠れ蓑にして、人々の悪意が、恐るべき殺戮劇を繰り広げる!

価格 本体700円+税
発売日 2020年2月6日
ページ数 336ページ
ISBN : 978-4-299-00221-1

宝島CHANNNEL(宝島社)ホームページより https://tkj.jp/book/?cd=TD002211&path=&s1=

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