■みんなの「瑠璃色の地球」
――今回はどこからでも、誰でも参加できますね。
僕の歌は、松田聖子に書けばプロの歌手である聖子が上手に歌ってくれる。それでヒットして、みんなが知ってくれるようになりました。これだけ年月が経つと、聴いた人たちの歌にもなっているわけです。2015年に、45周年のライブをやったときにすごく感じたのは、観客席にいる人たちは、ただのファンではなくて、僕の詞を聴いて育った人たちなんだと。僕のメインのファン層は40~50代だけど、その下の世代もいるの。いろんな世代の人たちに、長い間聴いていただいて、年月が歌に染み込んでいるんです。
――それぞれの人生のいろんなところに「瑠璃色の地球」があるのですね。
そうそう。みんな「『私の』瑠璃色の地球」、「『私の』赤いスイートピー」、「『私の』硝子の少年」になっている。それぞれの青春を背負っちゃっているの(笑)。共有感がすごくてね。僕はステージから見てびっくりしました。
――今回をきっかけに、初めて「瑠璃色の地球」を知る人もいるかもしれません。
今回はね、聴くだけじゃなくて歌ってみてほしい(笑)。僕も仲間たちも、インターネットの専門家ではないし、みんなそれなりに苦労しています(笑)。
■どんなかたちでも戦う。音楽はなくならない
――この取り組みを支えている、神戸の音楽の仲間たちも、活動自粛などの厳しい状況が続いています。
今はウイルスという、見えないものと戦っているわけだよね。一人で頑張っても勝てない。みんなで少しがまんしましょうという感じかな。
『瑠璃色の地球』chorus~みんなで瑠璃色の地球を歌おう
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