直正をめぐる丹波の城郭を知る 『明智光秀を破った「丹波の赤鬼」』著者に聞く(3) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

直正をめぐる丹波の城郭を知る 『明智光秀を破った「丹波の赤鬼」』著者に聞く(3)

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◆朝日城

【田辺】 他の代表的な城は?

【高橋】 朝日城ですね。現在は住宅地と土取りのために、今は半分ほどしか残っていません。

【田辺】 ここは黒井城から谷を隔てたところですか?

【高橋】 黒井城から2キロほど北西の方向にあります。現在の春日町朝日という集落のちょうど南で、向山の北。向山から降りて来た尾根の先端くらいになりますね。

【田辺】 朝日城の城郭としての特徴は?

【高橋】 非常に細かい曲輪を作っています。畝状空堀という堀と土塁を交互に入れたものとか、堀切を使って、すごく細部に分かれた城です。

【田辺】 直正が設計したと考えて良いのですか?

【高橋】 荻野氏の本城です。直正も関わっていると思うのですが、荻野十八人衆という連中が守っていた城です。そこで勢力が大きくなったんですよね。

◆黒井城


高橋成計『明智光秀を破った「丹波の赤鬼」 ~荻野直正と城郭~』(神戸新聞総合出版センター)
定価 本体2,300円+税
発行日 2020年2月
ページ 240ページ
ISBN  978-4-34-301061-2

神戸新聞総合出版センター
https://kobe-yomitai.jp/book/1007/


『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』2020年5⽉7⽇放送回

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