直正をめぐる丹波の城郭を知る 『明智光秀を破った「丹波の赤鬼」』著者に聞く(3) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

直正をめぐる丹波の城郭を知る 『明智光秀を破った「丹波の赤鬼」』著者に聞く(3)

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【田辺】 三尾山というのは険しい岩山でしょう?

【高橋】 そうです、こんな上によくぞ城を築いたなというところにあります。

【田辺】 多紀郡との境目みたいな役目を持つのでしょうか?

【高橋】 波多野とのつなぎの城です。この佐中峠を通って入られると、国領に降りられてしまうという重要な所ですからね。一歩引いて、三尾山に城を置いたのでしょうね。

【田辺】 三尾山の場合、山城は守るのには良いでしょうが、ここへ味方が行くにも大変ですね。

【高橋】 大変です。生命を維持するために食料を運んだりするのは大変なところですね。

【田辺】 三尾山城も現在、遺構が残っているのですか?

【高橋】 全部、きれいに残っていますね。

【久保】 規模はどれくらいですか?

【高橋】 当時、拡張したものですから、長さにして250メートルくらいあるでしょうか。


高橋成計『明智光秀を破った「丹波の赤鬼」 ~荻野直正と城郭~』(神戸新聞総合出版センター)
定価 本体2,300円+税
発行日 2020年2月
ページ 240ページ
ISBN  978-4-34-301061-2

神戸新聞総合出版センター
https://kobe-yomitai.jp/book/1007/


『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』2020年5⽉7⽇放送回

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