――どういうこと?! 絶対交わらない組み合わせですね。よくメンバー集まりましたね……。
半年くらいで解散しました。「もうついていけない」と言われました(笑)。
――そのころの経験は今にも繋がりますか?
昔から高い声は出してましたけれど、「こういう声を出したい!」というイメージが固まるきっかけになったのはモーニング娘。や松浦亜弥さんのコピーですね。
高いキーもそうでないキーも使い分けているので、じゃぁ本当の自分の声はどれなの?と問いかけられたときに不安になるというか、あの人と言えばこういう声だよねというイメージがつきにくいのも事実ですね。長所と短所の表裏一体です。自分の中では「これが俺の声だぜ」というのを提示できているなあとも思いますけれど。
――そのほかに音楽のルーツになったというか、影響を受けたミュージシャンはいますか?
初めて買ったシングルCDは嘉門達夫さんの替え歌メドレーですね。小学校2年生のとき。
――なるほど、今のオメでたのお笑い要素はそこから来ているのかもしれませんね。そこからいろんなものをとってきたわけですね。「オメでたい頭でなにより」というバンド名はずいぶんコミカルですが、これにはどんな意味があるのでしょうか?
実はこれは良い話になってしまうんですけれども、元々赤飯と名乗って活動していて、その途中で今のメンバーと「ネガティブをポジティブに変える」というコンセプトでバンドをすることになりました。
バンド名を付ける時に「赤飯」路線でいくのか、ちゃんとした名前にするのか悩みました。あまり何も考えずに昔のノリでつけてしまった「赤飯」という名前だったので、後悔していた時期もあったからです。
オメでたい頭でなにより 公式サイト
https://www.omedeta.band