これは新型コロナウイルスの影響で年に一度の楽しみ(海外一人旅)を自粛することになってしまった独身男性社員(兵庫県在住)が、いつかの夏休みを振り返っていく連載企画です。
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インスタグラムで連絡をとって、偶然近所に住んでいたイスラエル在住の日本人女性は、ロンドンから引っ越してきたばかりでした。現地の詳しい話はあまり聞けませんでしたが、ブランチをともにしている間、兵役についての興味深い話を1つ聞きました。
「昨夜こっちに到着したんですが、空港の駅でライフルを担いでいる人がいてびっくりしました」
「あー、あれびっくりしますよね。日本にはない光景。あのミリタリー制服はコスプレの人もいるそうですよ」
「コスプレ!?」
イスラエルには、ユダヤ人市民の兵役制度があるらしい。彼らは18歳から、男性は3年間、女性は2年間の兵役が科せられるそう。
「そうか、みなさん年下なのか。でも、コスプレってどういう意味ですか?」
「兵士は公共交通機関が無料で使えるそうです。私服でも身分証明すればもちろん無料だけど、手間だから休みの日もみんな制服を着ているんですって」
【『独身リーマン、世界へ』イスラエル編 アーカイブ】
(1)独身リーマンがイスラエルに行って、すぐ帰りたくなった話
(2)イスラエルで迎えた、はじめての朝
(3)イスラエルの公衆トイレでドキドキ体験?!
(4)聖地・エルサレム到着
(5)エルサレムの旧市街地で感じた「人間の暮らし」
(6)「嘆きの壁」の2つの秘密
(7)キリスト最期の地「ゴルゴダの丘」