「時短」解除の飲食業界、「開けても地獄、休業もっと地獄…」兵庫・大阪

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 新型コロナウイルス感染拡大防止策として大阪・ミナミの繁華街の一部で8月6日から要請されていた飲食店などに対する休業や夜8時までの「時短営業」が21日午前0時に解除された。

15日間の「時短営業」解除後の人出も少ない
15日間の「時短営業」解除後の人出も少ない

 対象エリアは東西が堺筋と御堂筋、南北が千日前通と長堀通に囲まれた地域。業種はバーやキャバクラ、ホストクラブ、居酒屋、カラオケ店などで、感染防止対策を取っている店には午後8時までとする営業時間短縮を求めていた。

■「ピンポイントもピンポイント、これからの稼ぎ時に…」~大阪・ミナミ

時短営業を察してか、賑わいはない
「時短営業」を察してか、道頓堀の賑わいはない
夜8時閉店までの「最後の追い込み」
夜8時閉店までの「最後の追い込み」

 道頓堀の人気たこ焼き店・店長は、『時短の対象、ピンポイントもピンポイント過ぎて、ほんまに辛かったですよ。これからという午後8時、ゴールデンタイムにシャッター閉めるのは。確かにコロナ新規感染者の数が増えれば増えるほど、お客さんの数も減っていきました。お店の中はある意味ソーシャルディスタンス保ってますよ、というより、間隔を保つまでもなくお客さんが来られない…。スタッフも生活していかなければならないし、給料のためには休みにできない。なおかつテナント料も支払わなければならない。正直な話、午後8時以降が(通常ならば営業は午前0時で終了)稼ぎ時だったんです。時短営業が解除になって、ほんとうにお客さんが戻ってくれるか・・・』

 「時短営業」がスタートし、対象となったミナミの「夜の街」に関連した感染者は大きく減ったという。大阪府と大阪市は「感染防止宣言ステッカー」を掲示し、時短要請に協力した店舗に日数に応じて1日2万円・最大30万円を支給する予定で、21日に受け付けを始めた。今後、要請区域の店などの利用を促すための支援策も検討する。

■「観光地としての実感は全くなくて…お金回らず」~姫路

姫路は帰省する人も多いが今年の夏は違った
姫路は帰省する人も多いが今年の夏は違った
来客しても店内の平均滞在時間が1時間を切ることも
来店客の平均滞在時間が1時間を切ることも

 一方、今回休業や時短の要請がなかった観光地・姫路ではかつての人出が戻らず、飲食業の厳しい状況は変わらない。姫路駅前でダイニングバーを経営する男性は『明らかに第2波。でも政府は公式な見解として第2波とは言わないですね。第1波の時の自粛の時よりは人は外出しているかなぁ。でも姫路は観光地なのに、観光客をもう半年近く見かけてないです。観光地としての実感は全くないです!人に動くな、往来するなと言いながら“GoToトラベルキャンペーン”で旅行はしてください、それは無茶ですよ。姫路ってお盆の時期に帰省される方が多いのですが、ことしは皆さんあえて帰省しなかったんじゃないですか?そんな気がします』

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