皆さんは「レタス」をどの様に食べるだろうか? やはりサラダにして生食や、炒め物に一緒に入れてといったところだろうか……。
今回は、旬の時期がやって来る「レタス」について、現地で生産者の生の声を聞いた。また、レタスのおいしい食べ方も調べてみた。
平成30年度に農林水産省が調べた内容によると、兵庫県はレタス生産量が国内4位。主な産地は「淡路島」で、その中でも「南あわじ市」の割合がほとんどを占めている。
そんな淡路島産レタス「あわじ島レタス」を生産する現地の農家や農園家団体、集荷場で、おいしさの秘訣や、現地ならではのおいしい食べ方を聞いた。
レタスには「結球タイプのレタス」と「結球しないタイプのレタス」と2種類ある。「あわじ島レタス」の農園を営む仁里一郎さんは、ここ3年間、「結球タイプのレタス」を生産している。
レタスを作るうえで大変なことは、水をあげ過ぎても、なさ過ぎてもいけないということ。ちょうど良い塩梅で育てていかないといけない。というのも、レタスは水を含み過ぎると、根腐れを起こしてしまい上手く育たない。また、成長が早すぎると、葉っぱ独特の苦さが味に出てしまう。さらに老朽苗にもなりやすくなってしまうそうだ。
そのため、仁里さんの農園では、「早採り」を意識している。この「早採り」が、「あわじ島レタス」特有の“甘さ”の秘訣とのこと。
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