赤穂の新たな名物に!『赤穂塩大根』が「西播磨フードセレクション2020」グランプリ受賞

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「西播磨フードセレクション」をご存知だろうか。

 それは、兵庫県西播磨地域(相生市、たつの市、赤穂市、宍粟市、太子町、上郡町、佐用町)の農林水産物を使った、おいしくこだわりあふれる加工食品のコンテスト。『素材のおいしさを大切に』をコンセプトに、毎年、「グランプリ」と「金賞」が選定される。

 第9回となる今年、「西播磨フードセレクション2020」でグランプリを受賞したのは、『赤穂塩大根』だ! その逸品を生み出した兵庫県社会福祉事業団「赤穂精華園やまびこ寮」に話を聞いた。

「赤穂精華園やまびこ寮」の職員・鹿田章展さんや、利用者の名和紀さんら。左から2番目は、ラジオパーソナリティーの谷五郎
「赤穂精華園やまびこ寮」の職員・鹿田章展さんや、利用者の名和紀さんら。左から2番目は、ラジオパーソナリティーの谷五郎

 兵庫県社会福祉事業団「赤穂精華園やまびこ寮」は、障害を持っている方が安心して生活・仕事ができるようにと支援をしている会社で、施設の中には寮等の生活施設や、グループホームがある。

 このたび「赤穂精華園やまびこ寮」の利用者の方々が育てた「赤穂大根」を使用した、『赤穂塩大根』が見事、グランプリに輝いた。

『赤穂塩大根』が制作されたのは、「何か赤穂の食材を使っておいしい物を作れないかどうか」というところから始まった。赤穂では塩が有名だが、そこから歯ごたえの良い“伝統野菜”「青味大根」を使用する案が通り、試行錯誤された結果、『赤穂塩大根』が完成。内容としては、大根のお漬物なのだが、赤穂の塩以外に梅酢を使用しており、塩辛くも酸っぱくもなく、とてもマイルドで優しい味わいのお漬物だ。

 実際に大根を育て、収穫し、作業等も行ったという施設の利用者、名和紀さんにも少し話を聞いた。

 施設内の畑で育てた「青味大根」は通常の大根と比べると細く、ひょろっとした大根。そのため、掘り起こす際には折れないように、欠けないようにと、とても繊細な作業が要求される。また、洗浄作業も真っ直ぐな形ばかりではないため、大変だったという。

「『西播磨フードセレクション』でグランプリを受賞したと聞いたときはうれしかった」と名和さんは笑顔で教えてくれた。

 赤穂の塩は名物だが、大量に生産できる物ではない、希少な塩。それゆえ、『赤穂塩大根』も大量生産とはいかない。現在は、JR「播州赤穂」駅に隣接している商業施設「プラット赤穂」2階の「honoka(ほのか工房)」で販売中(100g、500円)。「西播磨フードセレクション2020」でグランプリに輝き、一つひとつ丁寧に作られたおいしい『赤穂塩大根』。ご賞味あれ!!

西播磨フードセレクション2020 グランプリ受賞フード『赤穂塩大根』
西播磨フードセレクション2020 グランプリ受賞フード『赤穂塩大根』

◆西播磨フードセレクション
https://foodselection.jp/

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