車窓にひろがる春の贅沢、兵庫・相生と岡山を結ぶJR『赤穂線』~鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.21 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

車窓にひろがる春の贅沢、兵庫・相生と岡山を結ぶJR『赤穂線』~鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.21

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 鉄アナ・羽川英樹の連載「行ってきました!」。今回のテーマは、兵庫と岡山の県境を走り、瀬戸内の絶景を望める、JR西日本の赤穂線です。それでは、出発進行!

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 兵庫県の相生から岡山までJRの在来線で行くにはルートが2つあります。山側を走るのが山陽本線、海側を通るのが赤穂線。今回は春をたっぷり感じる赤穂線の「相生」から「播州赤穂」を経て、備前焼のふるさと「伊部」までの34.5kmをご紹介します。

 新幹線と接続する造船とペーロンのまち「相生」から、姫路発播州赤穂行に乗車。2つ目の駅「坂越(さこし)」は北前船も寄港した歴史ある港町で、牡蠣(カキ)の産地としても知られています。ここには古い町並みがしっかり残っており、特に300年以上前の酒蔵が残る<奥藤酒造郷土館>は一見の価値あり。また築70年の古民家に店を構える<坂利太(サリータ)>はナポリの菓子・アラゴスタの専門店。独特のザクザク生地のブーケパフェが大人気です。

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 次は忠臣蔵のふるさと「播州赤穂」。相生を出た列車はすべてこの駅止まりとなります。朝夕にはこの播州赤穂から野洲または長浜行の長距離・新快速列車も運転されています。ここには赤穂城址や大石邸長屋門・大石神社など赤穂義士の面影をしのぶスポットが数多くあります。

 そして春は小豆島や家島諸島を臨む赤穂御崎にもぜひ足を向けてみてください。この季節、海の周りの桜1700本が満開となります。また全国にナポリピッツァを広めた<SAKURAGUMI>では、赤穂の食材とのマリアージュを海の見えるテラスでご賞味ください。

 食後は海が見下ろせる、おしゃれな<きらきら坂>の散策や日帰り露天風呂からの夕陽が最高の贅沢です。

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 播州赤穂からは115系岡山行の黄色い列車に乗りますが、ここから先は60分に1本の運行となります。


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【鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」アーカイブ】
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