船旅を通して作品制作に取り組むイベント「フェリーさんふらわあ まんがハッカソン」が、3月に開催された。“0泊3日”という弾丸ツアーでの様子や、その裏側を、3回にわたって紹介する。
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●2日目
3月12日夜に大阪南港を出航したフェリーさんふらわあは、翌朝、午前7時45分に大分・別府の別府国際観光港に到着。クリエーターたちはこの日は夕方まで自由行動となり、それぞれが別府を中心に大分の魅力を知るべく取材活動を行う。彼らは下船するなりそれぞれの目的地へ散っていった。
別府地獄めぐりや湯布院、中にはレンタカーを借りて杵築市の城下町と大分の町を取材して回るクリエーターたち。早朝到着してから夕方まで丸一日使えるメリットを存分に利用してインプットを行う姿に、船旅のメリットを大きく感じさせる。
余談ではあるが別府にはクリエーターが作品制作を行えるルームが用意されていたが、実際に使う人は少なく、大分・別府の地でより多くの知識や経験を吸収しようとする姿が印象的だった。
そして夕方、クリエーターたちが続々と別府国際観光港に戻ってきた。フェリーさんふらわあの乗船手続きを済ませると、乗船までの間、待合所でタブレットを手に作業を始めるクリエーター。構想が固まり、あとは描くだけ。大阪に到着するまでの復路での勝負に集中する。
◆漫画家・イラストレーターの卵が、船上で挑む熱き戦い「フェリーさんふらわあ まんがハッカソン」の舞台裏
【その1】
【その3】
◆「まんがハッカソン」特設サイト