午後7時35分ついに大分・別府との別れの時。しかし、クリエーターたちにとってはそんなセンチメンタルな気持ちもなく、それぞれの個室にこもり作画へ。クリエーターたちに思いを聞くと、「(大分を)知ってから書くと伝え方、伝わり方が変わるので良かった」「実際に行ってみたら(思っていたものと)違っていた。結局、作り直すことになった」など、大幅に方向転換したという者もいれば、「背景は大体できた。あとは人物を書いたら完成」と、与えられた時間をうまくコントロールして船旅をも楽しむ者も。大阪まで残り時間は12時間。クリエーターの1人からは「間に合うか? 間に合わないか? ではなく“間に合わせる一択”」ですという強い言葉とともに、夜はふけていった。
(3日目へ続く)
◆漫画家・イラストレーターの卵が、船上で挑む熱き戦い「フェリーさんふらわあ まんがハッカソン」の舞台裏
【その1】
【その3】
◆「まんがハッカソン」特設サイト