聴覚障がい者が抱える不安「どうすれば社会参加しやすくなる?」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

聴覚障がい者が抱える不安「どうすれば社会参加しやすくなる?」

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「聴覚障がいは外見からは分かりにくいので、身近に耳の聞こえない方はいないと思っているかもしれませんが、私たちと一緒に電車に乗ったり、仕事をしたり、この社会でともに生活しています。ですから、まず今から“近くに耳が聞こえない人がいる”と意識していただければと思います」

「聞こえない方に出会ったときは、感染対策ができている環境なら、少しマスクをずらして口元を見せて会話したり、マスクが取れない場合はメモを渡したり、目で見てわかる方法を取ってください。そうすれは聴覚障がいの人が社会参加しやすい社会になると思います」

【写真:楠圭子さんと濱田祐太郎さん】
兵庫県ユニバーサル推進課の兵庫県設置手話通訳者・楠圭子さん(左)と、濱田祐太郎さん

◆「銀馬車かぼちゃのカップケーキ」に舌鼓

 番組のなかでは、障がいを持っている方が作った「授産品」(作業訓練の一環として障がいのある方々が製作した製品)も紹介。この日ピックアップしたのは、「銀馬車かぼちゃのカップケーキ」だ。作っているのは、姫路市丸尾町の多機能型事務所「みんなの家」。蒸し上げた柔らかなかぼちゃをペーストして生地に練りこみ、日本遺産に認定された「銀の馬車道・鉱石の道」にちなんで、銀鉱石をイメージしたホワイトチョコとローストしたかぼちゃをトッピングしたお菓子だ。

「嗅覚も止められない! すごいおいしい香りがしている!」とペロリと完食した濱田さん。最後に番組出演者全員で「おいしい」の手話をして締めくくったなか、「5分あったら(手話を)たくさん覚えられそう!」と笑みを浮かべていた。

【写真:「銀馬車かぼちゃのカップケーキ」】
「銀馬車かぼちゃのカップケーキ」

※ラジオ関西『PUSH!』2021年4月20日放送回【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】より


『濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信』2021年4月20日放送回

 

 

 

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