今後ますます注目されるであろう「大和丸なす」。このつややかな“深紫の宝石”を一度味わってみてはいかがだろうか。
◆大和郡山市は「アイデアのまち」
大和郡山市の特産は、「大和丸なす」以外にも豊富。「戦前からこの地域で栽培されている果肉の黄色い『大和すいか」の出荷量は日本一を誇った時期もありました。奈良県全域で盛んに育てられている『いちご』(アスカルビーや古都華ブランドなど)も有名ですが、ミツバチを使ったいちごの花粉交配技術を初めて行ったのは大和郡山のいちご農家なんです」と語る大和郡山市の上田清市長は、同市を「アイデアのまち」と、胸を張って述べる。「また、奈良県は日本有数のいちじく産地であるとともに、奈良県内の生産量の90パーセントを、この大和郡山市が担っている。品質の良いいちじくを使った『いちじくワイン』も大和郡山市発のアイデア商品。味わいもよく大好評です!」と、市長自ら地産品をアピールしていた。
※撮影時のみマスクを外して対応、手指消毒および間隔を取ったなかで取材を実施しました。
(取材・文:黒川良彦)