芸歴20年以上のベテラン芸人が「大学生」になった理由 元「漢検3級不合格」から国語教員へ オジンオズボーン篠宮インタビュー | ラジトピ ラジオ関西トピックス

芸歴20年以上のベテラン芸人が「大学生」になった理由 元「漢検3級不合格」から国語教員へ オジンオズボーン篠宮インタビュー

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―――芸人さんじゃなくても、「好きなことを仕事につなげたい」と思う人にとって役立ちそうな考え方です。「漢字芸人」として、今後チャレンジしたいことはありますか?

【篠宮】まずは、教員免許の取得ですね。「漢字芸人」って何人かいるんですが、教員免許を持ってる人はいないと思うので。あと、大きい夢として、中国に行きたいですね。漢字の本場ですから。今やってる漢字芸と同じことを中国でもやりたいんです。漢字を分解して、中国語で展開するという。

【秒で漢字暗記】漢字「鬱(うつ)」の覚え方

―――中国ですか! なにがきっかけで中国を意識するようになったんでしょうか?

【篠宮】以前「シャッフル男爵」っていうリズムネタが台湾でバズったことがあるんですよ。それでネタをしに行ったんですけど、むちゃくちゃ楽しかったんですよね。ウケ方も欧米チックで、「フゥ~!!」みたいな(笑)。また機会があったら行きたいなと思っていたところに、漢字のネタができて。「行けるな」と。

―――最後に、篠宮さんの1番好きな漢字を教えてください。

【篠宮】「尖」ですね。上が小さい、下が大きいっていう簡単な漢字なんですが、「とがる」を書けって言われても書ける人は、意外と少ない。でもこんなに、形を表してる漢字は無いなと思って。こっち(上部)が小さくてこっち(下部)が大きくなっていて、尖ってる感じがあるじゃないですか。「誰が考えたんやろう、ようできてんなぁ」って。あと書いてて楽しいのは、「濤」とか「躊」の右側ですね。「シフエイチロスン」という覚え方なんですが、これを書いてるときが1番気持ちいいです。

(取材・文=堀越愛)



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