―――芸人さんじゃなくても、「好きなことを仕事につなげたい」と思う人にとって役立ちそうな考え方です。「漢字芸人」として、今後チャレンジしたいことはありますか?
【篠宮】まずは、教員免許の取得ですね。「漢字芸人」って何人かいるんですが、教員免許を持ってる人はいないと思うので。あと、大きい夢として、中国に行きたいですね。漢字の本場ですから。今やってる漢字芸と同じことを中国でもやりたいんです。漢字を分解して、中国語で展開するという。
―――中国ですか! なにがきっかけで中国を意識するようになったんでしょうか?
【篠宮】以前「シャッフル男爵」っていうリズムネタが台湾でバズったことがあるんですよ。それでネタをしに行ったんですけど、むちゃくちゃ楽しかったんですよね。ウケ方も欧米チックで、「フゥ~!!」みたいな(笑)。また機会があったら行きたいなと思っていたところに、漢字のネタができて。「行けるな」と。
―――最後に、篠宮さんの1番好きな漢字を教えてください。
【篠宮】「尖」ですね。上が小さい、下が大きいっていう簡単な漢字なんですが、「とがる」を書けって言われても書ける人は、意外と少ない。でもこんなに、形を表してる漢字は無いなと思って。こっち(上部)が小さくてこっち(下部)が大きくなっていて、尖ってる感じがあるじゃないですか。「誰が考えたんやろう、ようできてんなぁ」って。あと書いてて楽しいのは、「濤」とか「躊」の右側ですね。「シフエイチロスン」という覚え方なんですが、これを書いてるときが1番気持ちいいです。
(取材・文=堀越愛)
漢字の覚え方をずっとあげてきましたがここにきて
— オジンオズボーン篠宮暁 (@shinomiyaakira) October 23, 2019
まさかまさかの事態!!
世界的音楽プロデューサーに見つかってしまいました!!
なんと漢字の覚え方をリミックスしてくれました!!
さらに映像まで!!
とんでもない事が起こってます!! pic.twitter.com/POSWy0JoGo