パラスポーツアスリートが語る思い「障がい者やパラスポーツを自然なものとして社会に受け入れてもらえるようになれば」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

パラスポーツアスリートが語る思い「障がい者やパラスポーツを自然なものとして社会に受け入れてもらえるようになれば」

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◆「当事者と話し合って細かい意見を取り入れてほしい」

 久保さんは「みんなの声かけ運動」(※障がいのある方など、街中で困っている人に気づいたら、みんなが声をかけて助け合う運動)の講師としても活動する。小学校から大学まで、授業の一環として、久保さんの障がいについてや、車いすの説明・介助の仕方、街での声のかけ方などの講義も行っている。

 番組内でいろんな方が生活しやすい街の実現に向けて問われた久保さんは、「ハード面では行政の力が必要になってきますが、スロープやトイレなどのモノを作っていくうえでは、当事者たちと話し合って細かい意見を取り入れていってほしいです。ソフト面では、障がい者をよく知ってもらうための教育が必要。大人になって知るより、子どものころから障がい者を知ってもらうと変な抵抗もなく、すんなり受け入れてもらえるように思います」と、障がいを持った立場からコメントしていた。

番組の様子

◆障がいをもったスタッフが根気強く制作したプリンが好評!

【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】番組後半では障がい者が作った授産品を紹介するコーナーで、「なめらかプリン」が取り上げられた。製作したのは、西宮市の「社会福祉法人円勝会 ドリーム甲子園」。現役パティシエとして活躍する職員のこだわりレシピから生まれた自家製オリジナルプリンは、卵黄だけをぜいたくに使用。なめらかさ抜群の舌触りが自慢の一品だという。また、お菓子作りが大好きな障がいのあるスタッフが、根気強くアク取りや、味の決め手となる混ぜ合わせの作業などを行っている。「お客様においしいと喜んでいただくため、日々仕事に取り組んでいる」とのこと。試食をした濱田さんが「めちゃめちゃなめらかですね!」と絶賛するなど、出演者一同、ペロリと完食していた。

濱田祐太郎(写真:ラジオ関西)
「なめらかプリン」

※ラジオ関西『PUSH!』2021年7月20日放送回【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】より


【放送音声】

 

 

 

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