終戦前日・悲劇の空襲 ”リモート”で子どもたちに語り継ぐ男性、廃墟の砲兵工廠訪ねて「ああ、伝え方も変わった」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

終戦前日・悲劇の空襲 ”リモート”で子どもたちに語り継ぐ男性、廃墟の砲兵工廠訪ねて「ああ、伝え方も変わった」

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 去年まで照屋さんは京橋駅慰霊祭で「日本は自由で平和な世の中になりました。今の日本を見て、安心してお休み下さい」と亡くなった方々に語り掛けていたが、今年は違うという。

「子どもたちが微笑んで暮らせる世の中にするために、ダメなものはダメ、おかしいことはおかしいと声を上げて行きます」と誓う。

「レンガは色あせても、戦争の記憶は鮮明に」砲兵工廠跡を見つめる照屋さん
「レンガは色あせても、戦争の記憶は鮮明に」砲兵工廠跡を見つめる照屋さん
大阪城・京橋口の門をくぐると右手に見える「ここが守衛さんの詰所だったんでしょうな」
大阪城・京橋口の門をくぐると右手に見える「ここが守衛さんの詰所だったんでしょうな」

 2021年、日米開戦から80年。この開戦がなければ悲惨な空襲や原爆投下はなかった。日本国民が誤った情報に振り回されぬよう、子どもたちには物事をしっかり見抜く目を持ってほしい、照屋さんはそんな願いを込めて終戦前日の8月14日、祈りの朝を迎える。

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