今年6月、本場の料理と語学を学べる新たなスタイルの語学教室「英語でお料理クッキントーク」が神戸・三宮にオープンし、話題を呼んでいる。
「英語で……」とあるが、学べる言語は英語だけではない。韓国語、フランス語、中国語の講師がそれぞれ在籍し、各国の郷土料理や人気のレシピとともに語学も学べる。
同教室では、学修者が能動的に参加し考えることで、効果的に学びを進める「アクティブ・ラーニング」という学習法を採用。実際に自分で調理をしながら、様々な国の講師との交流を通して語学力の向上を目指すことができる。
現在韓国語を勉強中(レベル:「アンニョンハセヨ」と挨拶するのが精いっぱい)の筆者が韓国語クラスを体験。韓流ドラマやK-POP人気の高まりから、受講生はかなり増えているそうだ。
教室に入ると、笑顔の素敵なヒョンスン先生が、かなり流暢な日本語で明るく迎えてくれた。日本語と韓国語を織り交ぜながら、生徒のレベルや学びたいことをヒアリング。世間話なども挟みつつ調理レッスンがスタート。
今回教わったのは日本でも人気の「タッカンマリ」。鶏一羽を丸ごと煮込む鍋料理だ。手元には資料が置かれ、2か国語で材料と作り方が書かれている。自宅でも真似して作れるよう、難しい工程の少ない先生オリジナルのレシピである。
ザクッザクッザク、トントントントントン……、材料を切りながらも先生の指導は続く。
◆「英語でお料理クッキントーク」
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