2007年、兵庫県加東市で面識のない女性（当時22）の自宅 マンションに侵入し、暴行して現金を奪ったとして、兵庫県警は24日までに強盗強姦容疑で、兵庫県姫路市居住、会社員の男（56）を逮捕した。強盗強姦罪（現在は強盗強制性交罪と名称変更・2017年の刑法改正による）の公訴時効は15年で、2022年7月に迫っていた。
男は2007年7月6日未明、女性宅に侵入。就寝中の女性を刃物で脅して顔を殴り、現金約4万4千円を奪い、性的な暴行をした疑い。「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているという。女性は男と面識はなく、被害当日に兵庫県警へ届け出ていた。
男は2021年7月、岡山市の住宅に侵入して現金約14万円を盗んだとして、岡山県警に窃盗容疑で逮捕、起訴された。その際、遺留物の鑑定で、加東市の女性宅で採取された男のものと一致したという。
