20年前に岡山県真庭市の蒜山(ひるぜん)に移住した女性が、体に優しい「うす焼きせんべい」を作っている。
移住後に女性の夫が始めたシイタケ栽培。そのシイタケの加工品を作りたいと思い、2019年春に「松花草庵」を立ち上げ、シイタケのうす焼きせんべいを作り始めたというのは、店主の松下紀子さん。シイタケがそのまま入っているせんべいは、インパクト大だ。
そのうち、地元のお母さんたちからの要望で、地産の野菜をつかったうす焼きせんべいも作ることになったそうだ。それが、松花草庵の「そのまませんべい」。
基本の材料は、野菜、でん粉、米油、天日塩の4つで、野菜類のうま味を最大限に生かしたうす焼きせんべいは、添加物や化学調味料は一切使っていない。グルテンフリーで、乳幼児から年配の方まで食べられる、やさしい塩味とサクサク食感が特長のせんべいだ。「せんべいの半分以上が野菜なので、罪悪感なしに食べられますよ」と、松下さんはにこやかに話す。味は、シイタケ、黒ごま、カボチャ、ごぼう、パプリカなどがあり、野菜嫌いの子どもにもおすすめ。
「そのまませんべい」は、岡山県真庭市の「休暇村蒜山高原」や道の駅「風の家」、真庭あぐりガーデン内ショップ「旬の蔵デジーナ」のほか、岡山を中心とした中国エリアの自然食品の店「アースファミリー」11店舗で販売。関西では、大阪のリンクス梅田にある「ハレルツナガルマーケット」、真庭市のアンテナショップ「真庭市場」1号店(大阪・高槻)と2号店(滋賀・守山)でも購入できるほか、オンラインショップでも取り寄せが可能だ。
また、10月18日から31日まで、首都圏にあるオーガニック食品を扱う専門店「こだわりや」の、“おかやまフェア”にも出品される。
【松花草庵 オンラインショップ】
※ラジオ関⻄『羽川英樹ハッスル!』2021年10⽉21⽇放送回「岡山県北ハッスル情報」より