“誰もが暮らしやすい”まちのデザインとは 兵庫県の取り組みと今後の課題を考える | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“誰もが暮らしやすい”まちのデザインとは 兵庫県の取り組みと今後の課題を考える

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◆兵庫県が行っているバリアフリーやユニバーサルデザインの新たな取り組み

【相良さん】これまでも大きなホテルには、車いすの方も泊まれる客室が義務化されているんですが、これをもっと拡大して一般の客室でも車いすやベビーカーを押していても使いやすいように、「ドアの幅を80センチ空けましょう」「客室内、お風呂場を含めて、わずかな段差で済むようにできるだけなくしましょう」というのが、来年(2022年)4月1日から実施できるように取り組まれています。

【林アナ】確かにホテルの客室のドアの幅って、広い方がいいですよね。

【相良さん】車いすだけでなく、スーツケースも入れるのが大変ということもありますよね。

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 こういったバリアフリーやユニバーサルデザインの取り組みにより、兵庫県では誰もが利用しやすいホテルになるようデザインの工夫が施されているよう。また、ホテルだけでなく、これまでは施設を対象としていた「チェック&アドバイス」を、駅周辺や商店街など、街中にも注目し、高齢者や障がい者をはじめとするすべての人が活動しやすいまちにできるよう、ユニバーサル化を働きかけているという。

◆日替わり弁当の人気のおかず「塩だれチキンステーキ」

【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】番組後半では、兵庫県庁2号館1階の「ドリームカフェ」で販売されている「日替わり弁当」の人気のおかず「塩だれチキンステーキ」が紹介された。「ドリームカフェ」で販売されているお弁当は、兵庫県内の事業所で、障がいのある方が真心を込めて作っている。事業所は日替わりで担当。今回の「塩だれチキンステーキ」を作っているのは、火曜日担当の事業所「NPO法人ドリーム&YUME作業所」だ。濱田さんは、「塩だれが抜群ですね!」と絶賛していた。日替わり弁当の価格は400円(税込)。販売に関する問い合わせは、社会福祉法人円勝会ドリーム甲子園「ドリームカフェ」、電話070-1479-0646、FAX番号は、0798-42-6511まで。

塩だれチキンステーキ

※ラジオ関西『PUSH!』2021年10月19日放送回【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】より


【放送音声】

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