皆さんは、野菜を無駄なく使い切っていますか? もしかすると、食べられる部分まで捨ててしまっているかもしれません。特に地元産の新鮮野菜は、調理法次第で根っこや茎まで食べ切ることができます。
そこで今回は、兵庫県神戸市で栽培されたブランド野菜「こうべ旬菜」の中から、今が旬の「ほうれん草」、「キャベツ」、「ブロッコリー」を、丸ごと無駄なく食べ切るレシピをご紹介します。
まず、「こうべ旬菜」とは、1998年にブランド化された神戸産の野菜です。化学肥料や化学合成農薬の使用を通常栽培よりも減らし、消費者にとっての安心・安全を追求しています。また、生産者自らが土づくりから出荷までのリスク管理を行う「こうべ版GAP」にも取り組み、信頼ある農産物の生産・出荷に繋げています。
こうべ旬菜の生産者は、延べ375人。キャベツや小松菜、水菜など18品目あり、1年を通して、その季節の旬の野菜を楽しむことができます。地元で収穫し、地元で販売。中には根っこがついたままのものも! 収穫当日に店頭に並ぶ野菜もあるとのこと。地産地消ならではの新鮮さが魅力です。店頭では、シンボルマークの「菜菜(なな)ちゃん」が目印です。
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「JA兵庫六甲」(神戸市北区)に、栄養も豊富だという「こうべ旬菜」について、そして、ほうれん草、ブロッコリー、キャベツをそれぞれ丸ごと使ったレシピも取材しました。
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◆ほうれん草
カロテン、各種ビタミン、たんぱく質、鉄分、葉酸、カルシウム、ヨウ素など、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。根っこのピンク色の部分は、ミネラルを多く含みます。葉や茎と一緒に茹でで食べるとおいしいですよ! 土をよく洗い落として調理してください。
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《ほうれん草とレンコンの梅肉和え》