僕と彼女と尚人は3人で明け方まで飲み明かします。
朝になれば、また退屈な日々が始まる――。3人は、じわじわと迫る日の出に背を向けて明け方の線路沿いを走っていきます。
「ああ、今日が終わっちゃうよぅ」
「明日にならないで欲しいわぁ」
「(太陽が)昇ってくんなー!」
僕は1年経っても仕事にやる気を見いだせません……。
主人公の“僕”を、主演作品が続く北村匠海が演じます。“彼女”役は黒島結菜、同僚の尚人が井上祐貴です。
原作は、カツセマサヒコの初小説「明け方の若者たち」です。主人公たちの沼のような5年間を描いていて、リアルでエモいと評判になりました。監督は、松本花奈。大阪出身で現役大学生です。