◆鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.62
2022年の幕開けは、寅年の阪神タイガース優勝を祈って、阪神電車をとりあげます。
「大阪梅田」と「元町」を結ぶ阪神本線は、同じく大阪~神戸間を走る阪急電車やJRと競合しますが、一番海側を通り、梅田では大阪メトロやJRからの乗り換えも便利。始発駅「大阪梅田」には朝夕のラッシュ時に使用される新1番線が増設され、その最寄りの阪神百貨店(阪神梅田本店)も食料品を中心に大きくリニューアルしました。そして東改札横にある170円のミックスジュースは冬でも相変わらずの人気なんです(「梅田ミックスジュース」)。
では「大阪梅田」から急行に乗って「西宮」までをたどってみましょう。
「福島」を通過したあと、電車は地上に姿を現します。次の「野田」はかつて、阪神路面電車の東神戸への国道線と、天六(天神橋筋六丁目)への北大阪線のターミナルでもありました。この跡地に現在、阪神電鉄の本社ビルが建っています。
しばらくは阪神高速3号神戸線が左側を並走して、「淀川」の駅を通過すると、梅田の高層ビル群を眺めながら、全長778メートルの淀川橋梁を渡ります。ここは河口付近ゆえ川幅が広いんです。
左門殿川を渡って尼崎市に入り、なんば線と合流する「大物」を通過すると、眼下に広大な尼崎工場と車庫。阪神甲子園球場でのナイター時の臨時列車も、ここから出動していきます。阪神車両勢揃いの光景には、いやぁ、鉄ちゃん大興奮!
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