東京ホテイソン コンビ間で「M-1への向き合い方」が違っても「前向き」でいられる理由【インタビュー】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

東京ホテイソン コンビ間で異なる「M-1への向き合い方」 それでも「前向き」でいられる理由【インタビュー】

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【ショーゴ】笑い飯さんも、優勝するまで9年かかってますからね(※)。

※笑い飯は2002~2010年に連続で決勝進出。9度目の決勝進出で優勝した。

◆M-1も「ほかの仕事と同じ」と捉えるようになった

——東京ホテイソンさんは、年々ネタのスタイルを変えている印象があります。意識的に変えているんでしょうか?

【ショーゴ】そうですね。『M-1』は、同じことをやっていてもウケないですから。2020年は変え過ぎてしまって評価をいただけなかったと思うんで、2021年で決勝に行けたら、もうちょっと分かりやすいネタにしようって話し合ってました。

——『M-1』を目指してネタを作るなど、ここを軸に活動している芸人さんも多いと思います。お二人にとって、『M-1』ってどういう位置付けなんでしょう?

【ショーゴ】俺はネタを作っている側というのもあって、どうしても優勝したいと思っています。1番評価をもらいやすい大会ですし、目に見える称号が欲しいからやっているというイメージがありますね。でも、たけるは別に「優勝したい」と思ってなくて良いと俺は思ってます。

——そうなんですか。

【ショーゴ】目指すものが『M-1』だけになると良くないなって気付いたんで、コンビのどっちかは「M-1も大事だけど、いただいた一つひとつの仕事も大事」って思うようにしないと。『M-1』で負けて解散するとか、もったいないって思っちゃうんですよね……だって、モノマネで売れる人もいるじゃないですか。まぁ、それぐらい『M-1』ってすごいものだとは思いますけどね。人生が変わる大会なんで。

【たける】今バラエティーに出てる方も、過去に優勝していたり、決勝に残ったりする人っていうイメージなんで……まぁ、(M-1は)切っても切り離せないものではあります。でもそれだけに固執せず、あくまでも“ひとつの仕事”です。僕は、ラジオやテレビと同じ“ひとつの仕事”なんだって捉えるようにしました。


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